アイスティーの美味しい作り方|楽しむためのポイントとは

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紅茶の楽しみ方

暑い日やさっぱりした飲み物が恋しくなったとき、おうちで手軽にアイスティーを作るのはいかがでしょうか。

自分で作るアイスティーには、ちょっとしたコツがありますが、それを覚えれば誰でも簡単に美味しいアイスティーが楽しめます。

この記事では、ご家庭で美味しくアイスティーを作る方法と、クリームダウンと呼ばれる白濁を防ぐコツをご紹介します。

 

アイスティーの基本的な作り方

アイスティーを作る方法はいくつかありますが、ここではオンザロックススタイルでの作り方をご紹介します。

オンザロックススタイルとは、濃いめの紅茶にたっぷりの氷を加えて作る方法を言います。

まず、濃いめの紅茶を熱湯で淹れ、その後すぐに氷を加えて急速に冷ますことで、茶葉の豊かな風味と香りを引き出すことができます。

アイスティーにおすすめする茶葉は、渋みが少ないキャンディーやディンブラなどです。

これらはアイスティーにぴったりで、すっきりとした味わいが楽しめ、クリームダウンも少なくなります。

さらに、アールグレイやピーチフレーバーなど、柑橘類やフルーツの風味が加えられた紅茶も、アイスティーにすると一層美味しくなります。

 

紅茶の美味しい入れ方の基本

紅茶をいれるときの基本は、ホットティーでもアイスティーでも共通しています。どちらも熱湯を使い、茶葉を適切な時間蒸らすことが大切です。

 

準備するもの

  • ティーポット2個
  • 紅茶の茶葉:大きめなら15g、小さめなら10g
  • 沸騰したばかりの熱湯:600ml
  • 氷:約200g
  • グラス2個
  • 茶こし
  • マドラー

アイスティーを作る手順

  1. 紅茶を入れるポットをあらかじめ温めておきます。
  2. ポットに茶葉を入れ、沸騰したての熱湯を600ml注ぎます。
  3. 蓋をして、5分間茶葉を蒸らします。

抽出したての紅茶を、別のポットに茶こしを使って移し、ポットに氷を加えてマドラーでかき混ぜながら冷やします。

甘味をつけたい場合は、氷を加える前にグラニュー糖を入れてしっかり溶かしましょう。もちろんあとでガムシロップなどで甘味を調整するのも良いです。

ここでのポイントは、紅茶が1リットルになるように調整しながら氷を加えることです。

ホットティーをいれる場合には、紅茶の風味と旨味を引き出すために最後の一滴(ゴールデンドロップ)までしっかりと注ぎますが、アイスティーを作る際にはゴールデンドロップは入れません。

これで、クリームダウンを防ぎ透明感のあるアイスティーを作ることが出来ます。

 

透明感のあるアイスティーに仕上げる冷却方法

紅茶を淹れたら、マドラーで軽くかき混ぜてから、すぐに氷を加えて急速に冷やしましょう。

この方法で、紅茶が白濁するクリームダウン現象を防ぐことができます。

クリームダウンは、紅茶が冷える過程でタンニンとカフェインが反応し、白く濁ることですが、これによって味は変わらないものの、やはり透明感のあるアイスティーの方がおいしそうに感じますね。

 

グラスに均等に注ぐ

紅茶が十分に冷えたら、新たに氷を加えたグラスに均等に分けて注ぎます。お好みで、シロップやミルクを加えて混ぜ合わせると、さらに美味しくなります。

ミントの葉やオレンジ、ライムを加えると清涼感を演出でき、さらにアイスティーを楽しむことができます。

フレーバーティーを使う場合は、そのフレーバーに合わせたフルーツで飾ると、見た目も楽しいですね。

 

アイスティーのおいしい作り方と注意点

アイスティーの作り方はホットティーとは異なるポイントがいくつかあります。

特にオンザロックス方式では、茶葉の量と迅速な冷却がキーポイントとなります。これにより、すっきりとしたクリアな味わいを保つことができます。

クリームダウン、つまり紅茶が冷える際に白濁する現象を防ぐためには、紅茶を素早く冷ますことが重要です。

また、紅茶を別の容器に移し、砂糖を加えた後に氷を入れる方法は、クリームダウンを遅らせるのに役立ちます。万が一クリームダウンが発生しても、氷を取り除き、少量の熱湯を加えれば、再びクリアなアイスティーに戻すことができます。

 

茶葉の量を調整する

アイスティーは氷を加えるため、ホットティーに比べて多めの茶葉を使用し、熱湯の量も調整する必要があります。

氷が溶けて紅茶が薄まるのを考慮し、また風味をしっかりと保つために、通常の約1.5倍の茶葉を使うことがおすすめです。

 

グラスや氷を特別なものにする

アイスティーの良さは、何といっても透明感のある涼やかな見た目ですよね。

そこで、アイスティーを入れるグラスをちょっと特別なものにしてみるのも良いかも知れません。特別なものといっても、高価なグラスを準備する必要はありません。

アイスティーがたっぷり楽しめる、少し大きめのグラスがおすすめです。

そして、オンザロック式で入れる氷も家庭の冷凍庫で作ったものではなく、コンビニなどで購入できるロックアイスを使ってみましょう。

ロックアイスは家庭で作った氷に比べて溶けにくいですし、キラキラと透明感があるので、アイスティーの美しさを一層引き出してくれます。

ほんのちょっとの工夫でアイスティーの楽しみが増えますよ!

 

まとめ

適切な温度と適切な茶葉の量でていねい紅茶をいれることで、豊かな風味と透明感のある美味しいアイスティーを簡単に作ることができます。

オンザロックス方式で作るアイスティーは、準備から完成までわずか10分程度で、思い立った時にすぐに楽しむことができるのが魅力です。

暑い季節には、おうちで気軽に美味しいアイスティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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